県外視察1日目 大分県由布市✈️

 

本日は教育警察委員会の県外視察で大分県の由布市の県立由布高校に伺いました。

由布市は、大分県のほぼ中央に位置し、温泉地として名高い由布院温泉を擁する観光都市である一方、大分市のベッドタウンとしての性格も併せ持っています。

大分市に近いことから生徒が大分市に流れてしまい、由布高校は大分県において廃校の決定がされたそうです。

しかしその決定から数ヶ月で、地域から若者がいなくなるという危機感により、署名を募り、由布市としても高校存続に協力するという支援策を出して存続が決まったそうです。

高校の学科も大学進学コース、情報システムコース、観光コースと多岐に及び、由布市の生徒の希望が叶えられる様に取り揃えています。

地元との繋がりも深く、通学支援や入学支援金等を用意して市を挙げて生徒を集めているそうです。

岐阜県においては現在のところ高校の統廃合の議論はひと段落付いていますが、今後少子高齢化の進展は確定しており、参考となる点が多くありました。

そして先日のラグビーW杯では由布高校OBの木津選手が日本代表として活躍される等、規模は小さくても大きな希望を産むことが出来ます。

情報通信の発達で、物理的な距離が問題にならない世の中もすぐ来ると思います。

そして義務教育を離れた高等教育の在り方は日本全体の問題だと思いますし、非常に勉強になりました。 夜は大分市議の三浦由紀さんと情報交換をさせて頂きました。

政治の世界は著作権は関係無いので、良いものは真似したい放題です。

こうした各地での取り組みやお話は、普段の生活とは違う視点や考え方が聞けて目から鱗の話ばかりでした。

初めての県外視察の1日目でしたが、とても刺激を受けた1日のスタートとなりました。

平野祐也を育てる会

 
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