伏見稲荷と舞鶴引揚記念館🚌
お手伝いで伏見稲荷と舞鶴引揚記念館に行って参りました。
伏見稲荷ではしっかりとお詣りすると共に、お正月期間限定の「達成の鍵」という御守りを頂いてきました。
伏見稲荷の狐さんはそれぞれ口に鍵や稲や巻物、宝珠をくわえており、それが御守りになっています。
鍵は稲をはじめとする宝物の蔵の鍵とされており、とてもご利益が有りそうです。
その後は舞鶴引揚記念館に行って参りました。
シベリアの過酷な環境で抑留されていた先人の方達を迎え入れる為に、日本で最後まで残らざるを得なかったのが舞鶴引揚港です。
「岸壁の母」の歌でも知られていますが、こうした悲劇が二度と起こらないように日本の外交や安全保障をしっかりと考えて行かねばなりません。
当時の悲惨な状況の中で日本に帰国するという希望を失わずに強制労働に耐えていた先人の姿に心から敬意を表すると共に、今の平和な日本を守っていく決意を新たにしました。
一方で、現在のロシアはマスコミ等ではあまり報道されませんが非常に親日派が多い国でも有ります。
ロシアの外食産業の3割程度が日本食チェーン店であったり、一時期発生した大学でのアジア人蔑視も日本人は対象外だったそうです。
三菱商事時代に長くロシアに駐在されていた方に伺うと、ロシアに親日派がこれだけ多い理由に「シベリア抑留」を挙げていました。
当時シベリアに抑留されても、日本人の勤勉な姿勢や、シベリア鉄道を始めとした技術力の高さ、誇り高い生き様を、今の世代のロシア人は祖父母から引き継いで聞いていることが親日派の要因だそうです。
こうした話を聞くと、本当に日本人として誇り高いと共に、こうした過去の遺産を未来にしっかりと繋げていける様に、政治の世界でも取り組んで行かねばなりません。
北方領土問題、平和条約締結と積み残された問題は大きいですが、国家として向き合いながら、日本として当然譲れないところはしっかりと声を大にして交渉すべきだと思います。
日本人として舞鶴引揚記念館は一度は必ず訪れるべき場所だと思いました。
平野祐也を育てる会