緑苑 ヒストリー各務野 「古墳時代を発掘する」
本日は緑苑コミニティーセンターで開催されているヒストリー各務野の歴史勉強会に参加しました。
平野祐也も会員に加わり、各務原の歴史を勉強させて頂いております。
今回のテーマは「古墳時代を発掘する」でした。
実は各務原は知る人ぞ知る考古学マニアには非常に魅力のあるところだそうです。
鵜沼北部の「須衛町」や「天狗谷遺跡」に代表される須恵器や土器、坊の塚古墳に代表される前方後円墳まで多彩な遺跡が残されています。
今回は平成27年度から30年度にかけて行われた坊の塚古墳の発掘調査の報告がメインとなりました。
幼少期に平野祐也も社会見学で見に行きましたが、今回は実際に埋葬施設から出て来た遺物を手に取ることが出来ました。
円筒埴輪や壺形埴輪、供献土器や装身具まで、歴史ロマン溢れる品々に一同童心に返って触っていました。
発掘調査の苦労話も聞くことが出来、調査をするにも、全てを調査することは難しく、その一部や住居開発などで緊急発掘されるケースが多く、全貌が明らかになるには長い月日が掛かるそうです。
またよくある誤解で、発掘調査の現場で映されるハケで土を除く作業というのは本当に最後のごく一部で、殆どは土木作業の力仕事という事です。
発掘の奥深さと歴史ロマンを感じるひと時となりました。
平野祐也を育てる会