今年県下最高倍率!岐阜各務野高校情報科を視察🏫

 

昨日は今年度の岐阜県内で最高倍率を誇る岐阜各務野高校の情報科の授業を視察して参りました。

岐阜各務野高校はホッケー🏑でも有名ですが、県内唯一の情報科を持つ専門高校でもあります💻

情報科の生徒は一学年80名の中で、メディアデザインとプログラミングに分かれて専門的な知識を学びます。

県内唯一の情報科ということもあり、遠くは下呂市、大垣市からも通学されているそうです。

Macのデスクトップを駆使してデザインを行う生徒を見ると、20年前の自分が高校生だった頃と比べると隔世の感があります。

情報科はハードもソフトも揃えなければならないのでこうした支援は県として継続的に進めていきたいと思います。

生徒は8割くらいが女性というのも驚きました!

「清流の国ぎふ文化祭」のポスターをデザインした生徒も本校在籍生徒ですが、厚生労働省の「ストップエイズキャンペーンポスター」も含めて、全国の高校生デザイン分野で大躍進をしています🎊

情報科と言いつつも、プログラミングは数学と近く、メディアデザインは美術と近いので、今後高校の学科再編の1つの参考にもなると考えています。

こうしたトンガッた学科は先生の熱意や知識が欠かせません。

5年前からコロナを挟んで指導内容を考え、実践してきた先生方には頭が下がります。

こうした取り組みが近年花開いたと思うと教育は一過性のものではありませんが、着実に学校が変わっていく素晴らしい例だと思います。

昨年から普通科も含めて情報の授業が必須になったからこそ、県下唯一の情報科だけに専門性が試されます。

メディアデザインはプロ仕様のソフト、プログラミングの授業では大学レベルの教材を使っているそうです。

今後の課題はこうした生徒の就職先や起業にも繋げて流出を防ぐことだと思います。

是非ともこんな身近にDX人材の卵が育っていることを岐阜県として注目していく必要性を強く感じました。

※清流の国ぎふ文化祭HP

https://gifu-bunkasai2024.pref.gifu.lg.jp/koku-shou-bunsai/

 
教育平野祐也