名鉄新鵜沼駅 街頭演説 〜山林資源について〜

本日は名鉄新鵜沼駅にて街頭演説を行いました。

岐阜県はその面積のうち81パーセントを山林が占めており、山林面積率で見ると高知県に次ぐ日本で第2位の都道府県になります。

平野祐也自身、三菱商事時代に木材輸入取引や海外植林事業に関わっておりましたが、日本の木材の6割以上を輸入材に頼っているのが現実です。

海外の植林事業では広大な土地を植林専用で大規模に開発しているのが現状であり、日本の様に入り組んだ山で同様に事業化することが、人材面や所有権の関係、林道整備の物流面で難しい状況です。

岐阜県においては昔から材木問屋が多くある立地であり、木曽檜等の産地でもあります。

ロシアの関税引き上げ等で国産材が改めて見直されている中、これを活かさない手は有りません。

欧州で開発されたCLT工法(木材を交差で組む厚板を利用した工法)にも国として高層建築物に木材利用を取り組む動きが出てきています。

岐阜県を見た時に「山林しかない」と思うか、「これだけ山林が有る」と思うか大きな違いが有ります。

石油だって何十年も前から「枯渇する」と言われながら枯渇しないのは掘削技術や探査能力が上がったからであり、日本の林業についても新技術の開発により大きく将来展望が拓ける可能性があると思います。

魅力ある新産業はこの他にも着目点を変えれば沢山眠っていると思います。

政治行政と民間企業の創意工夫で、日本の成長に繋げていくような仕事がしたいと思います。

平野祐也を育てる会

DESIGN FILTER